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狭心症

狭心症の症状

狭心症の典型的な症状は、胸の真ん中あたりがぐっと締め付けられるような痛みと表現されます。
心臓を栄養する血管が細くなってしまい、必要な血液が心臓に供給されない時に症状が出ます。
血管が細くなってしまう原因は動脈硬化であり、一般的に生活習慣病といわれている疾患が背景にあることが多いです。
他には喫煙は動脈硬化を進行させます。
遺伝性に動脈硬化が進行しやすい体質の方もいらっしゃいます。

安静にしているときは症状が出ないのですが、歩いたり階段を上ったりすると症状が出る事があります。
これは、労作に合わせて心拍数が上昇する事で心臓に必要な血液量が増えるのですが、血管が細くて十分量の血液が供給されないため症状が起きており、典型的な狭心症の症状といえます。

狭心症の典型的な症状は胸の締め付けられるような痛みですが、それ以外の場所に痛みが起きる関連痛(放散痛)があります。
歯の痛みや左肩の痛み、あごの痛みを感じる場合がありますので、これらの症状が出た場合は要注意です。
また、寒い日やストレスがかかった時、早朝に胸の症状が出た時も狭心症の可能性があり、これらは労作時に生じるタイプとは異なる狭心症になります。

いずれにせよ、症状が強くなったり頻度が増えてくると、心筋梗塞に移行し重症化する可能性がありますので、疑わしい症状がある場合は受診をお勧めいたします。

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